夢は現実、現実は夢:8-5


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 気がついたら叫んでいた。あいつは幻覚を見せる。いや、本当に幻覚なのだろうか?もしかしたら、あれは私の本当の記憶、そんな気がした。でも違う。そうで無かったら、私は人殺しになる。ヒトゴロシ。嫌だ。そんな訳が無い。そう、自分に言い聞かせる。
 奴は今どこにいる?気配は感じなかった。でも、どこかにいる。
 そう思ったとき、目に前が真っ白になった。 

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 狭い、部屋である。
 アパートの一室かもしれなかった。
 机を挟んで、大柄な男と先程の若い男が座っていた。
 「死んだ!?」若い男がいう。
 「ええ」大柄な男が言う。
 「そ、そんな―お、驚きです。いや、信じられない」若い男があえぐように言う。
 「ほう、そうですか?」大柄な男は言う。
 「そうですか、教授が…………」若い男は深く息を吐く。
 一瞬、間が開く。
 「―それで、僕に何を」お聞きしたいんですか?若い男は続けた。
 「何もありません」大柄な男は答える。
 「?では―何を?」若い男が尋ねる。
 「逮捕をしに」大柄な男が答える。
 「はぁ?」

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 叫んでいた。卵の形をしたドームに声が響き、反射する。
 自分の記憶じゃない。見たこと事も聞いたことも無い。そう全身が拒絶する。
 銃を何発も撃っていた。しかし、あの怪物には当たらなかった。
 ”幸い”なのか”残念”なのか、分からなかった。
 でも、もし、あれが、本当の……。
 ここに入って以来、いや、もしかしたらあの扉を超えて以来、まとわりつく思考。
 ここは果たして何なのか、幻なのか、現実なのか。だけど、どれも違う。
 答えは初めから分かっていたのではないか?ここの妙な懐かしさ、見たことが無いの に感じる既視感、奇妙なオブジェ、そして自分。
 もしかしたら、いや、ここは確実に……。

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 白い部屋で男はじっとモニターを見つめていた。女は滑らかな曲線を描いた機械らしき物の前に座ってその操作をしていた。
 「……50.56%の誤差。修正は?」男はモニターを見たまま尋ねる。
 「厳しいですが、まだ可能です。ただ、かなり賭けの要素が入ってきます」女は忙しく機械を操作したまま答える。
 「具体的には?」
 「この不確定要素2348DDHにこのイヴェント66で刺激を与えます。するとこの精神的分岐が現れますが結果としては同じで、次に……」

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テーマ : 連載小説 - ジャンル : 小説・文学

コメント

?やっぱ小説とか全部よまなきゃね。へへ

正直言ってマイ小説最初っから見てません。
ほんとにスマソm(><)m
んでも、途中から読んでも俺にとって最高な作品
です。そして、にほんブログ村SF映画UPガンバ
あとおれっちも、ブログ村のSF入ってます。

No title

いえいえ、全然かまいませんよ。
今読んでくださる方が一人でもいるだけでうれしいです。
もしよろしければ暇なときにでも読んで見てください。
私も応援しています。頑張ってくださいね。
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