<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" 
			xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" 
			xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/" xml:lang="ja">
<channel rdf:about="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/?xml">
<title>アンヌウフン</title>
<link>http://bokutatsu.blog120.fc2.com/</link>
<description>自分で書いたＳＦ小説等を公開するブログ。 そのほか気に入ったものなんかを気が向いたら紹介する・・・予定のブログ。</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-15.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-14.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-13.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-12.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-11.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>
<item rdf:about="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-15.html">
<link>http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-15.html</link>
<title>夢は現実、現実は夢:9</title>
<description> ９：夢　目覚めるといつものアパートの一室だった。　布団の周りに散らかっている雑誌、本、書きかけの原稿。　雑然としているのか、整然としているのか、良く分からない部屋。　窓から差し込む日差し、それに照らされる部屋。　壁際の木目の大きな机、置かれた多種多用な趣味の品、半分埋没しているMac。　角に置かれた植物、本棚。　天井につるされた、蛍光灯、飛行機、F-14。　少し変色した畳に引かれた線路、機関車、Ｄ－５１。
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />９：夢<br /><br /><br />　目覚めるといつものアパートの一室だった。<br />　布団の周りに散らかっている雑誌、本、書きかけの原稿。<br />　雑然としているのか、整然としているのか、良く分からない部屋。<br />　窓から差し込む日差し、それに照らされる部屋。<br />　壁際の木目の大きな机、置かれた多種多用な趣味の品、半分埋没しているMac。<br />　角に置かれた植物、本棚。<br />　天井につるされた、蛍光灯、飛行機、F-14。<br />　少し変色した畳に引かれた線路、機関車、Ｄ－５１。<br />　部屋の真中にある綺麗な、接客用兼食事用テーブル。<br />　いつもと変わらない、部屋だった。<br />　いつも通りの、部屋だった。<br />　布団をはねのけ、カバみたいにのっそりと上半身を起こす。<br />　少し頭が痛い。<br />　舌が乾く。<br />　時速１㌔程度には頭が回転し始める。<br />　目をこすり、手を額に当てる。<br />　意味は無い。<br />　枕もとの時計を見る、７時。<br />　そろそろ出勤する時間だ。<br />　変な夢を見た気がする、覚えていない。<br />　枕元にあった雑誌を手に取る。<br />　教授が書いた論文のページが開かれていた。<br />　これを読みながら寝たのか、置かれてただけか、今の状態では判断が難しい。<br />　この論文を夢で見た気がする。<br />　覚えてなかったし、どうでも良かった。<br />　なんとか気力を振り絞り、起き上がる。<br />　冷蔵庫の前まで行き、強烈な炭酸飲料を取り出し胃に流し込む。<br />　さして美味しくは無いが、頭のギアが３速に変わる程度の効力はある。<br />　小雨の日のフロントガラスくらいには頭がクリアーになる。<br />　眠い。<br />　なんとか理性を保って、お湯を沸かしに行く。<br />　いつもの、日常だった。<br />　何ら変わらない、日常だった。<br />　扉をたたく音が聞こえた。<br />　インターフォンは無かった。<br />　無視しようか。<br />　まだ扉をたたく音は続く。<br />　いや、音は大きくなっているようだった。<br />　面倒だったが、扉を開けいく。<br />　扉を開け、開いてを見もせず思いっきり不機嫌そうな声でこの日初めての声を発する。<br />　―はい、なんですか？<br />　そう言ったと思う。<br />　頭の中で自分の声が響く。<br />　頭をあげ扉を叩いていた男を見る。<br />　スーツでびっしりと固めた、大柄な男だった。<br />　何処かで見た気もした。<br />　でもこんないかつい人間は知り合いにはいなかった。<br />　どこか、街角で見たのかもしれなかった。<br />　まあ、そんなことは、どうでもよかった。<br />　「ああ、警察です」<br />　寝不足らしく、あくび混じりに男が言う。<br />　けーさつ？<br />　けーさつ。けーさつ。けーさつ。<br />　頭の中で何度かその音が反響する。<br />　ああ、警察か。<br />　音が言葉になるまでに一秒ほど時間を要した。<br />　―ああ警察ね<br />　思ったまま口に出す。<br />　これは少し失言だ。<br />　「はい、警察です」<br />　男が言う。<br />　彼も寝ぼけてるのか、実にとんちんかんな会話だ。<br />　しばらく沈黙が続く。<br />　―えと、何か、あったんですか？<br />　的を射た質問ではあるだろう。<br />　いや、当たり前の質問だ。<br />　「ええ、ちょっと話がありまして」<br />　彼は部屋の置くに見える接客用兼食事用テーブルを見ながら言う。<br />　恐らくそこで話がしたいという意思表示だろう。<br />　あの机が欲しい、という意思表示では無いことは間違い無い。<br />　―じゃあ、上がってください<br />　しかたなくそう言う。<br />　「ありがとうございます」<br />　彼は気持ちのあまり篭ってない口調で言った。<br />　彼を部屋の中へ招き入れ机に座らせる。<br />　―お茶でもお出ししましょうか？お湯もいま沸かしてますし。<br />　これは本心だ。<br />　いや、むしろ彼にはお茶を飲んでもらわないと困る。<br />　飲まなかったら沸かしたお湯をどうしろというんだ。<br />　彼はこちらをスキャナのように眺めたあと言った。<br />　「あ、お願いできますか？」<br />　一応、こちらの意思は伝わったようだ。<br />　単に飲みたかっただけ、という線も捨てがたいが。<br />　お湯が沸くのを待っている間に急須と湯飲みを用意する。<br />　急須にお茶葉をいれ終わったとき、ちょうどやかんが鳴る。<br />　火をとめお湯を魔法瓶に注ぎ、急須にお湯を入れる。<br />　工程が二段階ある。<br />　これは改善するべきなのでは、といつも思う。<br />　お盆に急須と湯飲みを乗せて机に運ぶ。<br />　―はいどうぞ<br />　そう言いながらお茶が入った湯飲みを差し出す。<br />　「ああ、ありがとうございます」<br />　男はそう言ったものの飲もうとしなかった。<br />　やはり飲みたかっただけ、では無かったようだ。<br />　―で、私に何の用ですか？<br />　先程と同じ質問を繰り返す。<br />　「はい、雲仙教授がお亡くなりになりました」<br />　彼がそう言う。<br />　―死んだぁ！？<br />　彼の言う事の突拍子の無い言葉に思わず素っ頓狂な声をあげる。<br />　「ええ」<br />　彼はいたって冷静に言う。<br />　―そ、そんな―お、驚きです。いや、信じられない<br />　思ったままを言葉にする。<br />　少しずつ教授との思い出がよみがえる。<br />　彼が何か言ったがほとんど頭に入らない。<br />　少しずつ頭を冷却する。<br />　―そうですか、教授が…………<br />　深呼吸をする。<br />　落ちつかせる。<br />　頭が冷える。<br />　冷却される。<br />　冷えた。<br />　言う。<br />　―それで、僕に何を<br />　言う。<br />　お聞きしたいんですか？<br />　言ったつもりだったが声にならなかったかもしれなかった。<br />　「何もありません」<br />　意外なことを男は言う。<br />　―？では―何を？<br />　「逮捕をしに」<br />　―はぁ？<br />　あまりの言葉に変な声を又出した。<br />　えっと、逮捕、逮捕、捕まえる、捕獲する。<br />　つまり、えっと、あれだ手錠をかちゃ、かちゃと閉める、あれだ。<br />　教授が死んだといった。<br />　警察、逮捕、つまり、殺された？<br />　でもそのなんで？<br />　―え、えっとなんで？<br />　こんがらがった思考が詰まってさらに意味不明の言葉になって出てくる。<br />　「証拠もありますよぉ、防犯カメラにもうバッチリ！ですよ」<br />　彼はなんだか妙にハイだ。<br />　きっと自分でこのシュチュエーションに酔っているんだろう。<br />　いや、そんな分析よりも、えーと、なんだ？<br />　そう、防犯カメラにもうバッチリ！だ。<br />　バッチリ？つまり犯行の瞬間が？<br />　―バッチリ！ですぅかぁ？<br />　また変な言葉を言っている。<br />　つまり、バッチリ写っているんですか？と聞きたかった訳で。<br />　いや混乱している。<br />　思考自体が変だ。<br />　アドレナリンが大量に放出されていて、妙にハイなのだろう。<br />　爆笑しそうだった。<br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>小説：夢は現実、現実は夢</dc:subject>
<dc:date>2008-04-27T23:26:40+09:00</dc:date>
<dc:creator>木達　魚磨</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-14.html">
<link>http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-14.html</link>
<title>夢は現実、現実は夢8-6</title>
<description> 　　　　　＊　　　　　　　＊　　　　　　　　　　また気配が増大した。迫ってくる。強い。　でも、今は怖くなかった、何故ならここがどこかを知っていたから。　そして体を何かがすり抜けた。　　　　　　＊　　　　　　　＊　　　　　　　　　肉体から精神だけが抜け、気が付くと白い部屋にいた。変わった部屋だった。　部屋には机しかない。　その机も壁も全てが滑らかな曲線で構築され、壁も机も白いプラスチックに透明なプラ
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　また気配が増大した。迫ってくる。強い。<br />　でも、今は怖くなかった、何故ならここがどこかを知っていたから。<br />　そして体を何かがすり抜けた。<br />　<br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />肉体から精神だけが抜け、気が付くと白い部屋にいた。変わった部屋だった。<br />　部屋には机しかない。<br />　その机も壁も全てが滑らかな曲線で構築され、壁も机も白いプラスチックに透明なプラスチックを被せたような物だった。<br />　そして部屋の壁の一つは大きなガラス窓があり、その向こうにも部屋があるようだった。<br />　でも何より変だったのは、部屋の中央の机に私がいたことだった。<br />眼からは精気が抜け頬は削げ落ち、さながら死体のようだった。<br />　「困ったな、何なんだ、一体」<br />　どこからか声が聞こえると同時に、突然自分の視点が動き出す。視点はガラス窓に突っ込み、向こう側の部屋に移動した。<br />　ジェットコースターみたいでなかなか愉快だ。<br />　視点は更に動き続け、ガラス窓を中心に回転にしはじめる。<br />　部屋の中には二人の男がいた。背中しか見えない。<br />　スーツの男と白衣の男だった。<br />　その男と男の中間地点で視点は停止する。<br />　男と男の間からはガラス窓越しに私が見えた。<br />　「くそっ、なんでコレだけ証拠があがってるのに……」スーツの男のほうが言う。<br />二人とも私には気づかない。きっと私は今、精神だけの状態なのだろう。<br />　「もしかしたら彼じゃないのかもしれません。彼が犯人でないことより、この状況の方が不思議です」白衣のほうの男が言っている。<br />　「分かってる。だけど……あいつだ」スーツの男が言う。<br />なんの話だろう？部屋の周りを見たかったが、視点が固定されていた。<br />　「そうですね、確かに、彼です。でも、現行法では今の状況じゃ逮捕も立件もできない。ここに入るのだって、入院あつかいです」白衣の男が言う。<br />　そのとき何処からか扉をノックする音が聞こえた。<br />　視点がそちらに向かってパンする。<br />　切れ目のない扉に切れ目が現れ、その部分がスライドする。<br />　女性が一人、現れた。<br />　「 BEV-02、稼動準備完了しました」<br />　視点がまた動く。この部屋にいる三人が全員、視界に入ってくる。<br />　「ああ、そうか、分かったすぐに行く」白衣の男が振り向き答える。<br />　初めて目にした白衣の男の顔は誰かに似ていた。<br />　思い出せなかったし、あまり、気にならなかった。<br />　「どうだ？いける…のか？これが最後の蜘蛛の糸だぜ」スーツの男が振り向く。<br />　「うん、多分ね。でも―これ、使われるの初めてだし、どうでしょう？まあ局の許可もなんとか取ったんですし、やらなきゃ、だめでしょう。成功するにしても、失敗するにしても」白衣の男は口元を僅かにあげて言う。<br />　驚いた。<br />　スーツの男は幻の中に出てきた<br />　私を逮捕すると言った<br />　あの大柄な男だった。<br />　その男は白衣の男に向かって言った。<br />　「そうですね……頼みましたよ、左門助教授」<br />　白衣の男は一回微笑んで、扉から出ていった。<br /><br /><br />　私は、誰だろう。<br />　何をしたんだろう。<br />　本当に私は私なのか？<br />　部屋の中にいたのは誰？<br />　そんな当たり前の、答えが分かりきった疑問が、頭をよぎって、意識が急に浮上した。<br /><br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　白い部屋<br />　「記憶サルベージ完了。再現します。５０、６９、８０、９９、９９、９９、１００」機械を操作しながら女が告げる。<br />　「完了。注入します。許可を」<br />　女が言う。<br />　「やって」<br />　モニターを眺めていた男が言った。<br /><br /><br /><br /><br />最近、私事なかなかこうしんできませんでした。これからはより一層、精進します。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>小説：夢は現実、現実は夢</dc:subject>
<dc:date>2008-04-25T22:28:24+09:00</dc:date>
<dc:creator>木達　魚磨</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-13.html">
<link>http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-13.html</link>
<title>夢は現実、現実は夢：8-5</title>
<description> 　　　　　＊　　　　　　　＊　　　　　　　　　　気がついたら叫んでいた。あいつは幻覚を見せる。いや、本当に幻覚なのだろうか？もしかしたら、あれは私の本当の記憶、そんな気がした。でも違う。そうで無かったら、私は人殺しになる。ヒトゴロシ。嫌だ。そんな訳が無い。そう、自分に言い聞かせる。　奴は今どこにいる？気配は感じなかった。でも、どこかにいる。　そう思ったとき、目に前が真っ白になった。　　　　　　＊　
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　気がついたら叫んでいた。あいつは幻覚を見せる。いや、本当に幻覚なのだろうか？もしかしたら、あれは私の本当の記憶、そんな気がした。でも違う。そうで無かったら、私は人殺しになる。ヒトゴロシ。嫌だ。そんな訳が無い。そう、自分に言い聞かせる。<br />　奴は今どこにいる？気配は感じなかった。でも、どこかにいる。<br />　そう思ったとき、目に前が真っ白になった。　<br /><br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　狭い、部屋である。<br />　アパートの一室かもしれなかった。<br />　机を挟んで、大柄な男と先程の若い男が座っていた。<br />　「死んだ！？」若い男がいう。<br />　「ええ」大柄な男が言う。<br />　「そ、そんな―お、驚きです。いや、信じられない」若い男があえぐように言う。<br />　「ほう、そうですか？」大柄な男は言う。<br />　「そうですか、教授が…………」若い男は深く息を吐く。<br />　一瞬、間が開く。<br />　「―それで、僕に何を」お聞きしたいんですか？若い男は続けた。<br />　「何もありません」大柄な男は答える。<br />　「？では―何を？」若い男が尋ねる。<br />　「逮捕をしに」大柄な男が答える。<br />　「はぁ？」<br /><br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　叫んでいた。卵の形をしたドームに声が響き、反射する。<br />　自分の記憶じゃない。見たこと事も聞いたことも無い。そう全身が拒絶する。<br />　銃を何発も撃っていた。しかし、あの怪物には当たらなかった。<br />　”幸い”なのか”残念”なのか、分からなかった。<br />　でも、もし、あれが、本当の……。<br />　ここに入って以来、いや、もしかしたらあの扉を超えて以来、まとわりつく思考。<br />　ここは果たして何なのか、幻なのか、現実なのか。だけど、どれも違う。<br />　答えは初めから分かっていたのではないか？ここの妙な懐かしさ、見たことが無いの　に感じる既視感、奇妙なオブジェ、そして自分。<br />　もしかしたら、いや、ここは確実に……。<br /><br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　白い部屋で男はじっとモニターを見つめていた。女は滑らかな曲線を描いた機械らしき物の前に座ってその操作をしていた。<br />　「……50.56％の誤差。修正は？」男はモニターを見たまま尋ねる。<br />　「厳しいですが、まだ可能です。ただ、かなり賭けの要素が入ってきます」女は忙しく機械を操作したまま答える。<br />　「具体的には？」<br />　「この不確定要素2348DDHにこのイヴェント６６で刺激を与えます。するとこの精神的分岐が現れますが結果としては同じで、次に……」<br /><br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>小説：夢は現実、現実は夢</dc:subject>
<dc:date>2008-04-15T21:17:36+09:00</dc:date>
<dc:creator>木達　魚磨</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-12.html">
<link>http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-12.html</link>
<title>夢は現実、現実は夢：8-4</title>
<description> 　　　　　＊　　　　　　　＊　　　　　　　　　叫びながら銃を握っていた。撃ってはいけない。撃ったら、帰れなくなる。　目の前にはあの怪物が依然としている。怖い。幻覚、精神的なプレッシャーによる攻撃。物理的な攻撃より数倍怖かった。でもあの映像の若い男は……いや、気のせいだ。そう言い聞かせる。　あの怪物は銃で撃てば消える。　それも”問い”に対するひとつの答えだ。でも、それで本当にいいのか？　そもそも別の答え
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />叫びながら銃を握っていた。撃ってはいけない。撃ったら、帰れなくなる。<br />　目の前にはあの怪物が依然としている。怖い。幻覚、精神的なプレッシャーによる攻撃。物理的な攻撃より数倍怖かった。でもあの映像の若い男は……いや、気のせいだ。そう言い聞かせる。<br />　あの怪物は銃で撃てば消える。<br />　それも”問い”に対するひとつの答えだ。でも、それで本当にいいのか？<br />　そもそも別の答えを示すにはどうすればいい？聞いていなかった。騙されたのか？どうすればいい？<br />　突然、気配が動いた。<br />　<br />　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />教授室、そう書かれたプレートが掲げられた部屋に二人の男がいた。<br />　一人は椅子に座り、もう一人は机を挟んで立っていた。<br />　「どういう事ですか！？」若い男が言う。<br />　「……君は若い、まだやり直せる」男は言う<br />　「ふざけないでください！」<br />　「あんな脅迫紛いのことをして、うまくいくとでも思ったのか？」少し、馬鹿にするように言う。<br />　一拍。<br />　「……訴えますよ。そうすればあなたには黒い噂が立つ」<br />　「無駄だ。クビにされた男が何をいってもね。証拠も無いんだしね」<br />　若い男は震えていた。<br />　「そんな、そんな、馬鹿な、あなたは、僕から全てを奪うつもりなんですか！？」若い男が怒鳴る。<br />　「……君は賢いし、才能もある。私は老いていく一方だからね」<br />　「そんな、ふざけないでください。身勝手すぎます！……くっそ！僕は今まで、何のために！何をしてきたんだ！！」<br />　若い男は机の上に置いてあった灰皿を取る。<br />　男は何も言わない。<br />　若い男も何も言わない。<br />　若い男は灰皿で男を殴った。<br />　鈍い音がした。<br />　少しの間、静寂が響き渡る。<br />　若い男は叫んでいた。<br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>小説：夢は現実、現実は夢</dc:subject>
<dc:date>2008-04-15T21:15:16+09:00</dc:date>
<dc:creator>木達　魚磨</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-11.html">
<link>http://bokutatsu.blog120.fc2.com/blog-entry-11.html</link>
<title>夢は現実、現実は夢：８－２</title>
<description> 　　　　　＊　　　　　　　＊　　　　　　　　　　「きょ、教授！コレは一体どう言うことですか！？」教授室そう、プレートが掲げられた一室に若い男が立っている。　「どうしたんだね」その男の向かいに座っている威厳ある男が答える。　「この論文、僕が先週教授に提出した物じゃないですか！？どうなってるんでか！？」若い男は机をたたく。　「……助手風情が発表しても誰も見向きもしないだろ。この論文のためだ」男は冷たく言
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 　　　　　＊　　　　　　　＊<br />　　　　　　　　　<br />　「きょ、教授！コレは一体どう言うことですか！？」教授室そう、プレートが掲げられた一室に若い男が立っている。<br />　「どうしたんだね」その男の向かいに座っている威厳ある男が答える。<br />　「この論文、僕が先週教授に提出した物じゃないですか！？どうなってるんでか！？」若い男は机をたたく。<br />　「……助手風情が発表しても誰も見向きもしないだろ。この論文のためだ」男は冷たく言う。<br />　「何が！何が論文のためですか！？これは、これは僕の論文です！」若い男は声を荒げる。<br />　「訴えます。今すぐ！」若い男がいう。<br />　「何を、証拠がないだろ」男が言う。<br />　「あなたの履歴に傷がつきます。それに……噂は尾ひれがつく物です」若い男が冷たく言う。<br />　「ん。……」男が空気を口から漏らす。<br />　沈黙。<br />　「……分かった」<br />　「君を助教授に推薦しよう。それでいいか」男がいう。<br />　「……その程度、ですか…………分かりました」若い男は自嘲気味に言う。<br />　「そうか」男が言う。<br />　「失礼します」若い男は吐き捨てるように言うと部屋を出ていった。<br /><br /><br />　―この若い男は、私？<br /><br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>小説：夢は現実、現実は夢</dc:subject>
<dc:date>2008-04-09T01:10:30+09:00</dc:date>
<dc:creator>木達　魚磨</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
</rdf:RDF>